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共和党の国際主義と外交戦略
―― 軍事・貿易・経済戦略をどう立て直すか

コリ・シェイク アメリカン・エンタープライズ研究所 ディレクター

The Case for Conservative Internationalism: How to Reverse the Inward Turn of Republican Foreign Policy

Kori Schake アメリカの外交研究者で、アメリカン・エンタープライズ研究所のシニアフェロー兼ディレクター(外交・国防政策担当)。ペンタゴン、国家安全保障会議、国務省勤務をなど経て、現職。2008年の米大統領選挙ではジョン・マケイン候補(共和党)の政策顧問を務めた。著書にSafe Passage: The Transition from British to American Hegemonyなどがある。

2024年3月号掲載論文

共和党支持者がもっとも懸念する「経済的な不安」を引き起こしているのは、バイデン政権の政策だ。その保護主義的な理論とアプローチはインフレを煽り、市場を歪め、貿易を抑え込み、アメリカの同盟国をいらだたせている。共和党支持者は、中国に世界のルールを決めさせれば、米企業は不利な状況に追い込まれ、同盟国が脆弱な状況に置かれることを理解している。軍事予算の増大も、移民政策の見直しも必要だし、中国への依存を減らし、それでも繁栄を維持できる経済戦略が求められている。必要なのは、世界で何が起きているのか、そして共和党がどのように国を守り、繁栄を維持していくつもりなのかについての理論を有権者に明確に示すことだ。

  • 共和党の国際主義
  • 公正な経済・貿易政策を
  • 軍事基盤の再生を
  • 移民問題
  • 建設的国際関与を

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